奥山華波のスタイルへのこだわり丨ライダーインタビュー #2

COWDAY SLOPE2023は3月27日(月)~29日(水)に開催。大会出場者のパーソナリティを深掘るRIDER INTERVIEWの2回目は、国内外の大会でコンペティターとして活躍する奥山華波。「勝つだけじゃなくスタイルにもこだわる」と語り、昨年3位の悔しさを晴らすべく優勝を狙います。

自身のスノーボードについて

──スノーボーダーとしてのライフスタイル

年齢は20歳で山形県出身です。昨年は富山に住んで、立山キングスでスタッフとして働いていました。冬は白馬にこもってスノーボードをしています。

──スノーボードを始めたキッカケ

12歳くらいの時に始めました。元々スケートボードを8年くらいやっていて、大会にも出てたんですが、お父さんが冬にスノーボードをやっているところを見て「自分もやりたいな」って思ったのがキッカケです。お父さんが滑っているところがすごくかっこよくて「自分もあんな風に滑りたい」みたいっていう気持ちが生まれました。

──ビッグキッカーを飛ぶことについて

今でも正直怖いです。でも、何回も飛んでいると慣れてきます。多分アドレナリンが出て、怖がらずやれているんだろうなって思っています。

これまでのCOWDAYを振り返って

──COWDAYの過去のイベントに参加した時のこと

1回目はビッグエアに出場しました。結果は忘れてしまったんですけど、決勝に進出できなかったのは覚えています。

──昨年のCOWDAY SLOPE2022を振り返って

結果は3位でした。自分の実力を出しきれなかったのですが、もし出しきれていたら優勝できたのではないかと思っています。勝負の分かれ目だったのは、2個目のジャンプの技の難易度を抑えすぎたことですね。攻めてコケてしまったら表彰台に乗れないと思って難易度を抑えすぎました。

──もし攻めていたらどんなトリックを狙っていた？

FS900をしようと思ってました。BS900の方が得意なのですが、ルーティンで考えると、FS900を選択することが適切でした。正直「あの時FS900をやっていればな」っていう気持ちは少しあります。

──COWDAY SLOPEに向けてのオフシーズンの準備について

立山キングスでスタッフとして働きながらFS900の練習をやってきました。今年は絶対に立つ自信があります。

──COWDAY SLOPEの印象

上手い選手たちがたくさん集まってくるという印象です。その中で勝つことができたら、すごくかっこいいと思います。他の大会は硬い雰囲気のイメージですが、COWDAY SLOPEはイベント感覚的な雰囲気があります。MCが盛り上げてくれてワイワイした雰囲気を感じますし、特に去年はコースが変則的で楽しめました。